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鋼管による立坑での発進口工や到達口工の鏡切作業において、帯水砂層等地下水位の高い地盤における坑口工の止水や地盤改良を目的として液化窒素を特殊高圧ホースでフリーザーボックスに流し込み、目的部位を凍土化する工法です。
この工法の利点は、あらゆる地盤への対応が可能で、凍土の強度はセンサーにより管理されます。しかも施工に伴う駆動エネルギーを必要としないので、無振動・無騒音で大気汚染・地下汚染などの公害が発生しません。
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鋼管にフリーザーボックスを設置 |
@部分がフリーザーボックス
Aは凍結させた発進口
Bフリーザーボックス上部に設置されたセンサーの管理 |
鋼管内部からの凍結の状態 |
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液化窒素を循環させる |
発進口開口の状態 |
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センサーによる温度管理 |
凍結部位を削った結果 |
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簡単にご説明しますと、クローバー型のプロペラを付けた攪拌機で大口径の筒状の改良体を土中に造成し地盤改良する工法です。
先ず、杭芯をセットし計画深度まで掘削し、攪拌機を回転させ改良しながら引き抜きます。目的深度まで改良作業が完了すれば終了です。
この工法は機械攪拌と超高圧噴射攪拌を同時に実現できるので工期が早く、大口径なので大型の、さらに深層までカバーできる利点があります。
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土壌の汚染については、土壌汚染対策法に基づき国民の健康を保護することを目的として、3条「使用が廃止された有害物質使用特定施設に係る工場又は事業場であった土地。」と4条「都道府県知事が土壌汚染により人の健康被害が生ずるおそれがあると判断した土地。」に調査が義務付けられています。汚染が確認されると都道府県知事が指定区域として指定・公告します。
また、人の健康被害が生ずるおそれがある場合、都道府県知事が汚染の除去等の措置を命令します。なお、汚染土壌を土地の外へ搬出する場合は、搬出土壌の飛散防止措置や処分が適正に実施されたことを確認するために搬出汚染土壌管理票の交付等の措置が義務付けられます。
汚染土壌の処理は汚染原因者が判明している場合には、土地の所有者等に異議がある場合を除いて、汚染原因者が実施主体となって行うこととされています。
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汚染土壌の処理の方法は以下の通りです。 |
◆第一種特定有害物質(揮発性有機化合物)の土壌浄化対策 |
・土壌の浄化方法 |
原位置で処理する方法
掘削し、場外にて処理する方法 |
・地下水の浄化方法 |
原位置処理
地下水を汲み上げて処理する方法 |
◆第二種・第三種特定有害物質(重金属等)の土壌浄化対策 |
・土壌の浄化方法 |
原位置で分解・無害化する対策
掘削し、場外にて処理する方法
原位置で固化・不溶化する方法 |
・地下水の浄化方法 |
地下水を汲み上げて、処理する方法
地下水を封じ込める方法 |
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地質調査においては、対象地における有害物質の使用状況や過去の土地利用履歴、そして対象周辺土壌の状況などを調査し、土壌汚染の有無を評価致します。有害物質の使用状況資料により、法律又は条令等による調査義務の有無についても確認致します。
土地履歴調査は、調査目的に応じて調査内容の範囲を決定いたしますので、ご相談下さい。
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3条調査 |
1.土壌汚染が存在する恐れが比較的多いと認められる土地 |
2.土壌汚染が存在する恐れが少ないと認められる土地 |
3.土壌汚染が存在する恐れがない土地 |
4条調査 |
汚染のおそれがあると都道府県知事が判断した物質という規定ですので、各都道府県により異なります。詳しくはお問合せ下さい。 |
スウェーデン式サウンディング |
ロッドの先端に取り付けた抵抗体を地中に挿入して、回転・引き抜きの抵抗値から土の強さなどを推定する。 |
オランダ式二重管コーン貫入試験 |
ロッドの先端に取り付けた抵抗体を地中に挿入して、貫入の抵抗から土の強さなどを推定する。 |
載荷試験 |
直接地面に載荷し、荷重と変形の関係を調べ、地盤の支持力を求める。 |
標準管入試験 |
ボーリング孔内で水平方向に載荷試験を行い、地盤の強度や変形の性質を求める。 |
現場透水試験 |
ボーリング孔の先端に地下水が流入するストレーナー部分(試験区間)を設け、孔内の水位を人工的に低下させ、その後の回復状況を測定する。 |
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工事現場では、掘削残土をそのまま埋め戻すということがなかなか出来ません。それは、掘削時に使用する高圧水でどろどろの土となり産業廃棄物として処理する必要がありました。
ということは、埋め戻しするための新しい土が必要になりますので、山を削り運び込んで処理するといったとても効率の悪い方法で作業してきました。
汚泥造粒固化システムはどろどろになっている土を排水せずに高分子ポリマー体で完全無害のさらさらの土に戻すことが出来ますので、残土処理の無駄がなくなり環境にも貢献できます。移動式汚泥造粒固化システムは、直接現場にコンパクトなプラントを形成できるので、その場で処理が可能ですので、運搬コストも抑えることができ、さらなる環境への貢献が期待できます。
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