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地中にはガス管や水道管、電気や通信ラインなどのライフラインの殆どが地中に埋設されていますが、その方法は開削工事といって、埋設管を設置する箇所を開削して埋め戻しする方法がありますが、推進工事の場合は、非開削工事といって例えば下水道の推進工事を例にとってご説明しますと、下図@のように道路に縦穴を掘り、その縦穴から下水道管を推進機械の力でもぐらのように推し進めていく工法です。
推進補助工事は、推進工事を行ううえで、作業地盤の安全を確保したり、地震や地盤沈下で埋設管に損傷が加わることを事前に防ぐために行います。
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@先ず地面に発進坑と到達坑を掘ります。そして発進坑に推進装置を設置し、先導管をセットします。 |
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A先導管と推進装置で管を次々に押し込み、その都度埋設管を連結していきます。 |
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B次々に埋設管を連結して発進坑から到達坑まで埋設管を通します。 |
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C最後に到達坑に先導管が到達したら先導管を引き上げて工事は完了です。 |
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推進工事や開削工事などは地中の状態、つまり地盤が安定しているか不安定かがとても重要な問題になります。というのも不安定な地盤では、埋設管が自然発生的な亀裂の影響を受けたり、直近の構造物の自重で地盤沈下の影響を受けるということが懸念されます。また、施工時に作業員の足元の安全の確保という意味でも大変重要なポイントとも言えます。そこで、不安定な地盤と判断される箇所では、埋設箇所の地盤を人工的に安定させることが必要です。推進補助工事とは、推進工事を行う上で避けては通れない重要な工事といえます。
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上記について、またその他のご不明点などについてはこちらからどうぞ・・・
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