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推進工事や開削工事では、予期せぬ地盤の崩落や地下水の流出などで地盤が沈下する、または地盤が急に崩落するといった危険が常に懸念されます。そこで、建築工事の基礎中の基礎とも言える地盤改良工事によってそのリスクを未然に防ぐ、最小限に留める、といった処置を講じます。
明協エンジニアリングでは、こういった地盤改良工事を卓越した技術と豊富な経験で安全という価値を提供しております。
このページでは、なぜ地盤改良工事が必要なのか、どのような方法で施工するのかなどご覧頂けます。 |
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先ず、地盤沈下とは以下のように定義されます。《 地表面が沈下する現象。地殻運動や堆積物の収縮による自然沈下のほか、地下水の過剰揚水による地層の収縮から起こるものがある。
自然による影響は当然ありますがより懸念されるのは人為的な影響です。つまり地下水の過剰揚水が深刻なのです。 また、左記の例では汚染物質の埋設により地盤自体の圧密作用が原因で地盤の沈下が起こった例です。このように地盤沈下は様々な要因で引き起こされますので、こういったリスクを地盤改良工事で取り除く必要があるのです。 |
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軟弱地盤を一般的に見分けることは非常に困難です。例えば江戸時代初期から続けられる埋め立てなどは、現在と過去との基準に差異がありとても安全な地盤形成がなされていたとはいえません。しかも遠浅の海や干潟であった可能性もあり、そのような場所が地殻変動などの影響を受けると液状化現象や、不同沈下を招き建物の損壊を招きます。以下に例をあげておりますので参考にしてください。 |
軟弱地盤の度合い |
大まかなケース |
深部まで軟弱と判断 |
周囲が山で囲まれている環境や河川や水路が多い環境、湿地帯など |
軟弱と判断 |
自然堤防や過去に水害を経験している環境、不安定砂粒地帯、海抜より低い地域や旧河川跡造成地、河川の流路沿い、三角州、急な斜面など |
崩落の懸念 |
都市部で高層ビルが立ち並ぶ環境、中小規模を含む工場地帯など |
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代表的な高圧攪拌噴射工法 |
地層内部に超高圧の液体を噴射しセメントを攪拌注入することで地盤を硬化させる工法です。地盤は超軟弱地盤から軟弱地盤、良質地盤、堅固な岩盤と分かれていて、良質な地盤や堅固な地盤の層まで人工的に地盤を造成することで、安全な地盤を確保する方法です。
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表層処理 |
良質地盤、堅固な岩盤が比較的浅い層にある場合表層に硬化剤を浸透させることで堅固な地盤を造成する方法です。
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深層処理 |
超軟弱地盤や軟弱地盤が深部にまで達している場合、良質地盤や堅固な地盤まで、地中にパイル状固結体を造成する事で、地盤を安定させる方法です。
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様々な工法 |
☆ 四角ジェット工事(SQJ工法)
☆ 高圧噴射攪拌工四角状改良工法
☆ 移動式汚泥造粒固化工法
☆ 超高圧噴射攪拌併用式深層混合処理工法
☆ 鋼管式立杭築造工事 など
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